Kids diary

2人兄妹の育児日記

2日目

 

朝起きると血液が赤黒くなっていました。

 

うぉ!結構グロテスク。。。

 

そんな風に思ってしまったのだけれど、

 

今日は、すこし落ち着いて

涙も減ってきたので、

 

赤ちゃん、よく頑張ってくれたね、

短い期間ありがとうね。

 

と、お礼を言いながら、

お腹をさすっては、

いつ出てきても大丈夫だよ。

と声をかけました。

 

 

しかし、なかなか増えない出血に

このまま待っていても出るのかな?と

不安もありました。

 

生理2日目くらいの出血が

いっきにやってくる、と

書いてあったので、

いつくるのか?いつくるのか?と

 

すこし怯えつつも、

どんとこい、と

分厚いナプキンをあて

構えていました。

 

 

赤ちゃんが私のお腹に宿ってくれた

という喜びと、

今回は産んであげられなかった

という悲しみと、

 

同時に現れる私の心情。

 

とにかく精神状態は

通常じゃない!!!ということだけしか

わからない笑

 

 

なんか、わかりやすくいうと

ラプンツェルが塔を出た時みたい!!

←見てない人わかんないか笑

 

 

やっと出たかった外へ出られて

嬉しい!と駆け回るのに、

急に襲う不安とお母さんへの裏切り行為による自分の葛藤で、悲しんで

自分を責めたり、、、

もうとにかく喜怒哀楽

激しい!!

みたいなシーンがあるんだけど笑

 

まさにそんな感じ!!

 

 

いつでも出ておいで!とか

言ってるくせに

 

いやちょっと怖い

 

とおもってみたり

 

 

宿ってくれてありがとう

 

って思ったと思いきや

 

産まなくてごめんねって

責めてみたり笑

 

 

ほーんと、なんだか

騒がしい自分に呆れるなぁ。

 

 

普段ね、私スポーツ女子で

トレーナーやっていたし、

気が強いタイプだから

とにかくすごくS気のあるというか、

もうとにかくあんまり

悩んだりも滅多にしないし、

なるようになる!みたいな

楽観的なタイプなくせにさ

 

こういう時は本当にダメで。。。笑

 

ネチネチもじもじ

しちゃうんだよねぇ、、、笑。

 

笑っちゃうでしょ!!!

 

 

もう、でもこんな、自分もいるんだなーと、受け止めつつ、

辛い今は、騒がしい自分を

受け止めてあげようと思ってます。。。

翌日

流産だとわかってから

すぐに翌日から、

出血が鮮血で、膜のようなものも

でてくるようになった。

 

 

これが?これが?

と毎回トイレにいくたび

気になったが、まだ、ただの

膜で、胎嚢らしきものは見えなかった。

 

 

ネットで調べまくり、

胎嚢は大抵、出血量が多くなり、、、

最後にぽろん。と

くるそうだ。。。

 

 

みなさんの経験談を見て

赤ちゃんを探して、胎嚢を開いた、とか。

赤ちゃんをお庭に埋めた。とか、

 

色々書かれていたのだけれど、

 

私は胎嚢が出てきた時、

開ける自信はないな、と

思ってしまった。。。

 

みんなすごいなぁ。

強いし、そうやってきちんと

自分の目で見て

会って終わりにしたい、とおもえる

その気持ちがかっこいいと

心底思った。

 

みなさんのブログはそんな風に

強い方々が書いていて、

私なんか、弱くて情けないから

出てきたらトイレから拾えるのか?

ってことすら、手が震えそうとか

怯えてるくらいなのに、

書く📝資格もない気がするけれど、、、

こんな弱い自分も本当の自分だから

さらけ出して書いてもいいのかな。と。

強い人ばかりじゃないんだって、

誰かが思たらそれでもいいのかなって。

かいてみています。本当は

SNSとかやりたくなくて、ブログとかも、もう、なんか、今の時代、

何も言わないのが1番無難。

というくらいに、誹謗中傷も

受けやすかったりして、

怖い時代だから、、、

自分の意見を誰かに見せる、

という行為自体を

やるつもりはなかったのだけれども。

 

でも、経験談

いろんなものを読み漁って、

すごく今回勉強になったし、

参考になったし、

心強くもなれたので、

私も少しでもそうやって、

同じ痛みをもつ方へ、

力になれたら、

と思い書き始めた次第です。

 

 

脱線失礼しました。

そんなことはさておき。

 

 

万が一胎嚢が出てきたら、

そのまま、病院へ持って行こう。

とだけ、思い、ジップロックだけ

トイレに忍ばせておきました。

 

 

しかし、その日は

出血が増えないまま、

過ぎました。

 

色のない診察室

 

トントン。失礼します!

 

どーぞー!!

 

 

みてくれる?座って!!

 

これ。

ほとんど胎嚢が成長してないんだ。

いまの時期って、1週間で

胎嚢の中に胎芽ができたり、

毎回エコーは、成長が著しく

変化して見られるのはご存知かと

思うんだけどね。。。

今回はちょっとほんの2mmくらいかな?大きくなったの。

 

出血も見られているし、

もしかしたら、流産の進行がしているのかもしれません。

また来週これますか?!

もう一度診察してみましょう。

 

ちなみに、初期の流産は、

お母さんには、ほとんど原因がなくて

赤ちゃんが受精卵になった時に

すでに決まってしまうんだよね。

染色体の問題でね。

だから、自分を責めないであげて。

 

 

そう、丁寧に説明してくれた。

 

 

私は妊娠初期に

赤ちゃんを失ったのが

二度目。

なにか自分が原因なのではないか、

すべての妊娠で6〜7人に1人は

流産を経験する。

と言われているそうだが、、、

なぜ、二度も私がその6〜7人の1人

に当てはまってしまうのだろうか、、、。

悔しくて、悲しくて、でも、

子供達も付いてきてくれているので、

 

泣き顔を見せるわけにはいかない。

 

無駄に元気に

ありがとうございました!!

 

と、診察室を後にした私は

 

その場を出て、、、

旦那さんの待つキッズルームへ。。。

 

 

悲しさや悔しさで

スカートを握りしめて歩いた。

 

 

すぐに旦那さんがこちらに気付き

どう?と。

 

とっても不安そうにしている

その顔に、思わず、、、

涙が溢れそうになったが、

小さな可愛いお手手が

ママーーーー!!!

と私の方に駆け寄ってきて、

握りしめてくれたので

この子達を精一杯!精一杯!!

守るんだ!と強く握りしめ

 

ごめん、ダメだった。

とだけ旦那さんへ伝えた。

 

旦那さんは、

嘘だろ、、、うそだ、、、

え、本当に?!うそだよ、、、

と落胆しつつも、

私が涙を我慢しているのと

強がっているのをわかったのか、

 

すぐにここを出よう。

 

と、外へ連れ出してくれた。

 

 

大丈夫?

 

 

そう私の腰に手を回す旦那さん。

 

その手は暖かくて

体温なんてなくなっていたんじゃないか?というくらい青ざめていた

私を、温めてくれた。

 

車に乗り込み、すぐに帰宅。

家に入るともうダメだった。。。

子供達が子供部屋で遊び始めたのを

確認すると、

 

うわぁぁぁぁぁぁあーーーーん。

幼稚園児の我が子と

同じくらいのレベルの

泣き方で、大泣きした。。。

 

赤ちゃん、ダメだった。

赤ちゃん育ってなかった。

赤ちゃん、、、死んじゃったんだ。

赤ちゃん、、、赤ちゃん、、、

 

と泣き続ける私に

 

旦那さんは、

まだわかんないから、ね。

来週またいこう。

 

と、、、。

 

 

いやいや、もうそんな

期待持たないで!

 

と苦しくなったけど、

旦那さんも、まだ受け入れられないのだろう、と思い、

 

うん。とだけ返事をした。

しかし、その期待を私は持つことは

できない。あのエコーをみて、

ほぼ確定のようなもの。

来週流産です。と言われるのは

間違いないと思ったし、

なにより、期待をしてまた

更に傷つくのが怖かったのだ。

 

ごめんね、弱いママで。。。

信じてあげなきゃいけないのかも

しれない。大丈夫だよ!がんばれ!

って言わなきゃいけないのかもしれない。

 

 

でも、言えなかった。

弱くて情けない自分を鏡でみて、

強くなれ!!!!とだけ思った。

急いで顔洗い子供達の部屋へ。

 

 

おいで。

2人を抱きしめると

なぜだか思いっきり2人とも

寄りかかってきて、重いけど

ゲラゲラ笑って私に

抱きついている。遊んでいると

思っているのだろう。

 

戦いごっこをしていた

2人の額には汗がすごくて、

すこーし、汗の匂いがする

そのかわいい頭が

なんだかまたとっても可愛くて、

この匂いがまたなんか好きで←笑

 

 

ママ?だいすきーっ!!!

と言ってくれたその言葉と

存在すべてに

癒された。

 

 

そして娘は、

 

大丈夫?ママお腹いたいいたい?

 

と。

 

 

ちいさなおててで、

お腹を撫でてくれました。

 

 

ありがとう(^^)

 

 

こうして、流産を確信した

日を終えました。

夜間診療

 

不正出血を確認し、

急いで病院へ行った時は

既に6:30すぎ。

6:30までに診察を終えていれば

時間外の診察でなくて済んだのに、

あと一歩間に合いませんでした。

 

 

そして、

すぐに内診室へ呼ばれ内診台へ。

 

 

なかなかドクターがこないので、

色々カーテン越しのあちらの世界を

のぞいてみては、今まで二回の出産経験があるけど、幾度もこんなのが体内に入れられていたのね。。。

と確認したりしていました。笑

 

1番驚いたのは、内診するための

あの棒←超音波の機械?

なんて名前かちょっとわからないのだけれども。。。

 

それが、通常はコンドームが

被さっている。と

聞いていたのですが、

私の通っている病院は、

医療用ゴム手袋の親指部分を

はめ込んでいました。

ちょっと見た目が笑ってしまって

少し吹いてしまった(^^)笑

 

笑えた自分に

なんか、きっと赤ちゃんは大丈夫だ

と勝手に自信がでてきました。

 

 

そして、、、

 

 

こんにちは!

カーテンを開けて挨拶をしてきてくれた

男性の医師。

 

 

内診するね!

出血どんな感じ?!

 

 

と。。。

 

あたしはサラッとだけ答えて

モニターを凝視。

 

え。待って!赤ちゃんいない?

心拍動いていると思っていたのに、

待って、胎嚢しかない!!

胎嚢もすごい小さい!え、、、

 

一気に白黒の世界に来たかのように、

すべての色を失って、

今までの喜びや、旦那さんの喜んでくれた笑顔。子供たちが遊んでいるところにもう1人増えるのか?!

と想像していたすべてが急に

走馬灯のようになって、、、

涙がぽろり

 

 

先生がなにか話していたことに

ここでようやく気づく。

○○さん!!

うーんと、前回いつ来たっけか?

ちょーーーっと

出血もたしかにしてるから、

育ってないかな?!

ちょーっと胎嚢の大きさ測るね!

前回と比べてみよう!

さあ、じゃあ

内診台降りて、

また診察室きて!!!

 

 

と。。。

 

 

その時の私は

絶対信じたくない!と

何かに取り憑かれたかのように

早足で急いで下着を着て、

飛びつくように

診察室へ入りました。。。

 

 

続く

不正出血?!

 

ようやく旦那さんの休みがとれて

つわりで苦しんでいた私は

子供達の世話を頼めることと

数ヶ月ぶりに家族で出かけられることを

楽しみにしていたのですが、、、

 

 

朝起きるとお腹がすごく張っている。

なんだろ?!

お手洗いに行くと、

茶オリが。。。

 

 

んー?でも、大丈夫だよね。

きっと。

と言い聞かせてみるものの

不安が募る一方で。

出血を見つけてからの私は

10分に一回トイレに行っては

まだつく?まだつく?

と、、、確認していました。

 

少し奥の方に

トイレットペーパー入れてみたり、、、

出血がまだ続きそうなのか?

どうなのか?

と、何度も何度も確認しました。

 

2時間くらい経過した辺りで

出血は止まっていました。

 

生理1日目にもならないくらいかな?

大丈夫だろ♪

 

今回の赤ちゃんは大丈夫な気がする♪

 

と、妙に赤ちゃんが

大丈夫な気がしてならなくて、

その日は家族でおでかけしました。

 

帰宅後、

想像以上にお腹が張り、

疲れちゃったかなぁ?と

心配していると、

トイレでおりものに鮮血が混じって

ドロリと。

 

そして更に、茶オリのような

子宮の膜のような塊まで。

 

え。これは、、、。

 

声にならなくなり、すぐさま、

旦那さんへ報告。

病院へ連絡しました。

 

旦那さんは、大丈夫だよ!

大量にでてしまったら危険なんでしょ?

大丈夫大丈夫!!

となんだかとっても楽観的。

 

私は居ても立っても居られず、

 

お医者さんからは、

それくらいなら心配ないよ♪

でも、心配ならおいで。

 

 

と言われ、

迷わず診察に行くことにしました。

 

旦那さんは、

車の中でも大丈夫大丈夫!

と安心させてくれましたが、

私もどこかで、

今日赤ちゃん心臓動いてるかな?と

楽しみと、大丈夫だろう、という

安心感でいっぱいになっていました。

 

実は私、

2年前に流産しているのです。

一卵性の双子を。。。

 

 

その時とは絶対違う!

 

そう勝手に思い込んでいました。。。

 

産婦人科へ

 

妊娠に気づいたのが

遅かったのか?

とにかく、いつの妊娠か?も

わからない状態だったので、

急いで病院へ。

 

すると、、、

 

あ、今ようやく袋が見えてきた

ってところだね(^^)

 

2週間後にきてね〜

そしたら母子手帳もらってきて

もらうからねー(^^)!

 

 

と。。。

 

 

嬉しくて嬉しくて、

飛び跳ねながら診察室をでました。

 

妊娠生活の始まりです(^^)

これで3児のパパママかぁ。。。

 

 

と幸せを噛み締めていた

私たち。

 

しかし、、、

旦那さんへ報告

 

 

すぐさま報告しようと、、、

とにかくどのタイミングがいいかな?と

色々考えていましたが、、、

 

 

帰宅する頃に私が子供達の

寝かしつけで寝落ちしてしまい、←笑

 

そんな私の頭を撫でてくれている

ところを、ハッ!として起きました。

 

パパ!と急いで

検査薬の結果を見せると

 

 

うぉーーーーー!!!まじ?!

ほんと!?!うわあーーーー

ありがとう!!!

 

本当に?

 

何度も繰り返して

私のお腹に触れて

何度も私を抱きしめてくれました。

 

 

パパありがとう😊